建設業の営業職とは?仕事内容ややりがい、仕事効率化のテクニックを解説!
様々な業界で活躍する、営業職。業界によって扱う商材や必要なスキルなどは異なりますが、今回は建築業界の営業職に焦点を当てます。どのような仕事内容で、仕事効率化のために何が必要なのかを解説します。
建設業における職種とは?
まずは、建設業にどんな職種があるかをご紹介します。みなさんが最も想像しやすいのは、いわゆる職人と呼ばれる人たちでしょう。職人にもいくつかの種類があり、住宅や公共施設などの建物を建てる建築、道路や鉄道、港などを作る土木、建築物の電気屋ガス、空調などを設置する設備などがあります。
職人をまとめ工事現場で指揮を執る人を現場監督といいます。また、工事全体の品質管理やスケジュール管理を行うのは施工管理という職種の方です。他にも、建物の図面を描く設計や、建設に関わるIT技術を研究する技術職などがあり、そういった方々をバックアップする事務職もあります。そして他の業界同様、営業職もあります。
建築業の営業職として必要な能力は、マーケティングです。
土地のオーナーは数千万円をかけて物件を建てるため、確固たる収益の見込みがなければ踏み切れません。それを説得できるほどの資料を作るため、リサーチを重ねる必要があります。
また、営業職の基本であるコミュニケーション能力も必要です。
積極的にアポをとり、こまめに顔を見せに行くなどマメに接触し、好感を持ってもらえるようにすることは、建設業においても必要なスキルだと言えるでしょう。
建設業における営業職として働く上で役立つ資格は、宅地建物取引士です。これは土地や建物の売買、賃貸物件の斡旋などを行うための資格で、不動産を取り扱う職種であれば基本ともいえる国家資格です。毎年3~4万人が受験しますが、合格率は15~18%とハードルは高いでしょう。
また、不動産鑑定士を取る方も少なくありません。これは不動産の価格や適正な利用などについて判断するための資格です。取得すると土地の売買などに関するコンサルティングができるようになり、仕事の幅が広がります。毎年1500人前後が受験し、合格率は3割強です。
営業職の仕事内容
建設業界における営業職の仕事は、大きく2種類あります。1つ目が、お客様への建築の提案です。
新規開拓の場合、土地の所有者に対して、マンションやアパートを建てることを提案します。商材となるのは不動産で、安くても数千万円にのぼるため、他業界と比べると非常に高額なものを売る仕事です。顧客は非常に慎重になるため、営業力が必要となります。
既存顧客の場合、工事の耐久年数が過ぎるタイミングで改築を提案などします。もともと関係性が構築できているため、新規開拓よりハードルは低いと言えるでしょう。
仕事のやりがいは、一つの契約を結ぶまで時間がかかる分、制約にこぎつけたときの達成感が大きいことです。個人では扱えないような、数十億というお金を扱うことに面白味を感じる人もいるでしょう。また、物件を建築することでオーナーが収益を上げられ、「次の物件もあなたに頼みたい」など言ってもらえることも一つのポイントです。
一方で、建設業では多くの場合、成果主義のため、契約が取れなければインセンティブなどもなく、モチベーションが上がりません。顧客とのコミュニケーションも重要になるため、人と関わることに苦手意識がある方には難しいでしょう。
また、常に情報を収集して知識をアップデートしていくことも必要です。お客様の持つ土地の価値を正しく判断するため、周辺環境のリサーチなどを通しマーケティングをする必要もあります。こういった地道な作業が苦手な方にも、この仕事は向いていません。
2つ目は、公共工事の入札です。
国や都道府県などが行う公共工事では、基本的に入札で施工業者を決定します。営業職はどこでどのような入札が行われているか調べ、自社が獲得できるかどうか多角的にリサーチします。顧客とのやり取りなどはありませんが、入札に関する情報を常に調べ、申請書類などを素早く正確に書くことが求められます。
入札の結果、自社で施工できることになった瞬間、大きなやりがいを感じます。特に公共工事は大きなものが大きく、自分が獲得して作られた道路や施設が後世に伝えられるところに魅力を感じることも。
一方、細かな作業が必要になり、常に勉強をし続ける必要があります。営業というと人とのコミュニケーションや花形といったイメージを持つかもしれませんが、意外にも事務作業が多いところにギャップを感じる方もいるでしょう。
営業の仕事を効率化するシステム
建築業の営業職は、休みが少なく労働時間が長い傾向があります。担当している顧客からの連絡は平日だけとは限らず、土日や年末年始などにも電話がかかってくることがあるでしょう。抱える案件が増えると業務量も増え、終わらせるために残業が続くといった方も珍しくありません。
そのため、業務を効率化するシステム化が非常に重要です。e2-movEでは物件管理機能があり、物件の登録から決済申請、取引決済などを一括して管理することが可能です。登録画面では物件名や施主のほか、都道府県や工事場所など、様々な情報をまとめられます。
データ化した情報は分類をすることによって、物件・案件照会機能で抽出でき、後から情報を見返したい時に非常に便利です。似たような土地や物件を扱う際、過去の情報をいかに活用するかは重要なポイントとなります。
また顧客管理をシステムで行うことで、経理など営業以外の部署の方も閲覧でき、それぞれが必要な情報を登録・修正することもできます。
今後、より的確に物件情報や顧客情報を管理するために、こうした業務の効率化は重要です。三谷商事ではe2-movEの導入を始め、お客様の環境をヒアリングし、より効率的な業務を実現するために何が必要かなど具体的にご提案します。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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