見積・発注・契約を簡単に:受発注DXの実践と原価連携

建設業の業務フローを一気通貫で最適化する“受発注デジタル化”とは?

建設業界では、見積作成・協力会社への発注・契約締結・請求処理といった業務が、依然として紙書類やExcel、メール添付ファイルで行われることが少なくありません。こうした「非デジタル工程」が残る限り、工期短縮や原価管理の精度向上は限定的です。

近年、建設DXの一環として注目を集めているのが
受発注DX(デジタル発注・電子契約・電子請求書)” の取り組みです。

建設業務における受発注DXのポイントと、原価管理システム e2-movE と連携することで実現できる一気通貫の業務効率化をご紹介します。

建設業の受発注業務はなぜ“デジタル化の恩恵が大きい”のか?

受発注DXが建設業務に強くフィットする理由は、大きく3つあります。

① 工程が多く、書類が膨大(得意先から、協力会社から)

  引合 受注契約 追加契約 変更契約 請求書
  見積依頼 発注 追加発注 変更発注 支払通知

これらは1つの工事あたり数十〜数百と発生し、電子、 紙・PDF・メールファイルが混在している。

② 手続きが現場・総務・経理で分断されている

現場が発注し、総務が契約し、経理が支払処理する。
この各業務分断されていることにより「二重入力」「承認漏れ」「契約内容と実績の不整合」を生む要因。

③ 原価の80%以上が“外部発注”で決まる

受発注データを適切に管理できなければ、原価管理そのものが不完全になるという構造的課題があります。

受発注DX=“スピード × 透明性 × 原価精度”を同時に向上

受発注業務のDX化によって得られる効果は明確です。

● 見積〜発注〜契約〜請求まで一気通貫

従来は別々の管理表・紙書類・Excelで行われていた業務が、一つのシステムで連続的に処理できるため、工期遅れやミスが大幅に減少。

● 証憑データが自動的に蓄積され、監査対応が容易

変更契約や追加工事の根拠、承認フロー、契約金額の推移などがシステムに残るため、後追い資料作成の手間が激減。

● 原価計上のタイムラグが解消

受発注データと原価が紐づくことで、リアルタイム原価管理が可能に。

すべてのデータが一本化されることで、“意思決定のスピード”と“管理の透明性”が飛躍的に向上します。

手軽に発注処理が可能になることで変わる現場運用

受発注DXを進める企業では、次のような運用が実現し始めています。

• 現場が見積を登録すると、実行予算・発注書を作成へ
• 電子契約サービスと連携し、法的に有効な協力会社との契約をオンライン締結
• 契約内容が即座に原価システムへ反映
• 協力会社からの請求データも発注情報と紐づいた状態で出来高査定
• 原価台帳に自動計上され、支払処理へと連携
といった

発注 → 契約 → 請求 → 支払 → 原価計上が一連の“データの流れ”として形成されます。

属人的な作成ミス、ファイルの紛失、二重入力、照合作業といった非効率から脱却でき、管理部門の生産性も大幅に向上します。

e2-movE が実現する“受発注DX × 原価管理”の連携

e2-movE では、受発注DXに必要な次の仕組みが、揃っています。

● 工事番号で実行予算、協力業者への発注入力と工事原価の自動連携

工事番号を指定するだけで、

• 見積・原価→実行予算へ反映も可能
• 実行予算から発注への連携
• 発注内容を基にする出来査定し、工事原価へ反映
• 工事原価から支払予定などが紐づきます。

● 電子契約や電子請求書とのデータ連携

• 電帳法対応の電子受領
• 取引先別の契約管理
• 証憑データの検索性にも対応。

● 支払管理・出来高管理との同期

支払処理の遅延・不一致を防ぎ、管理部門の負荷を軽減します。

受発注DXの実現には“単なる電子化”ではなく、
原価管理との連動が不可欠 であり、
e2-movE はその中心になる仕組みを提供しています。

◎400超のユーザーが利用する建設業界に特化した工事原価管理システム◎

受発注DXは建設業の競争力を左右する“基盤投資”

見積作成や発注業務を紙やExcelで続ける企業と、
受発注DXによってデジタル一体型運用を実現した企業とでは、

1 年後の生産性に大きな差 が生まれます。

• 工期短縮
• 原価精度の向上
• 変更契約の見える化
• 内部統制の強化
• 経営判断の高速化

こうしたメリットを考えると、受発注DXは“短期の効率化施策”ではなく、
企業競争力を高める基盤投資 といえます。

e2-movE を中心としたデジタル運用に切り替えることで、
「現場と管理部門の双方が楽になる」ワークフローを作り上げることができます。

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e2-movEとは、全国の建設・工事・建材販売業界400社以上の導入実績がある、工事管理・販売管理を支える画期的なシステムです。

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