株式会社ユニコン 様

組織としての導入ノウハウがあると感じました

建築資材の卸売のほか、外壁工事・住設工事などの施工を手掛ける株式会社ユニコン様(本社:島根県松江市)。当社が提供する ERPパッケージ「e2-movE(イー・ツゥー・ムーヴ)」を採用いただき、島根県内企業におけるe2-movEの初導入事例となりました。

導入のポイント

販売管理と工事管理を兼備した「e2-movE」

我々のような資材販売と工事の両方を取り扱う会社に適したパッケージは、e2-movEが一番だと感じました。

会計処理における信頼性回復と業務効率化を実現

ビジネスの根幹を成す部分なので、信頼性のある数字が出るようになったことが一番ありがたいと感じています。

勤怠管理システムにより工事ごとの原価・利益の把握も可能に

労務費の算出が可能になったことで、工事ごとの原価・利益を把握しやすくなりました。これは経営視点でも大きな一歩だと感じています。

前システムで不具合が発生し、リプレースを決断

        株式会社ユニコン 取締役管理部長
        春馬 功治 氏

担当者様のコメント

要件定義の段階で感じたのは、三谷商事さんは『できることとできないことの区別を即答してくれる』という印象でした。私からの無理難題にもよく応えていただきました(笑)
「自社用の業務管理システムとしては、1996年からCOBOLベースで開発したシステムを長年使用していました。それを一度、2019年の時点で新システムに入れ替えたのですが、売掛残高の金額が合わないなど、複数の不具合が出ました。ベンダー側での修正が完了するかどうかは不透明で、しかもインボイス制度の導入が迫っていたため追加の改修を行う必要がありました。そのような状況であれば、もはや他のシステムに切り替えたほうが良いだろうという結論に至りました」

「2019年の前システムは、開発されたシステムに私たちの側がオペレーションを合わせる形を取りました。しかし、オペレーションをシステムに合わせるのであれば、既存のパッケージでも同じことですし、既に実績のあるパッケージであればシステム開発に比べて不具合も少ないだろうと考えました」

会計処理における信頼性回復と 業務効率化を実現

株式会社ユニコン 本社社屋
「30年近く同じベンダーのシステムを使ってきたわけですが、e2-movEを 導入して、操作メニューなども大きく変わりました。だから、現場が相当混乱することも覚悟していたのですが、実際には大きな混乱はありませんでした。実績のあるパッケージだけに操作性も優れていると感じました」

前システムで悩まされた売掛残高の問題も解消されたとのことで、春馬氏は「ビジネスの根幹を成す部分なので、信頼性のある数字が出るようになったことが一番ありがたいと感じています」と語りつつ、他にも「経理面では、振込データや売上データをe2-movEから取り込めるようになりました。これまでは手入力でしたので、かなりの業務効率化になりました。さらに今回のe2-movE導入で、在庫管理も行えるようになりました」


勤怠管理システムにより工事ごとの 原価・利益の把握も可能に

経営面でのメリットも生じているとのことで、「工事会計の機能が使えるようになったことと、e2-movEと併せて導入した勤怠管理システム・ShiftMAX(シフトマックス)により労務費の算出が可能になったことで、工事ごとの原価・利益を把握しやすくなりました。これは経営視点でも大きな一歩だと感じています」と評価しました。
今後に向けては、「様々な取引における紙ベースの工程をデジタル化していきたいと考えています。例えば、納品書の電子化や、お客様からの発注をアプリなどで受け付けることができないか、といったことを検討しています」と展望を示しました。

担当営業よりひとこと


「導入時混乱が生じなかった」と、仰って頂きましたが、それは全ご指導・研修の場に推進責任者である春馬部長が出席頂き、先頭になってユーザーの質問に答えて頂く、その姿勢を見せて頂いたことに尽きるかと存じます。私はその時に、このシステム導入の成功を確信致しました。

情報システム事業部
パッケージ営業部
金牧 達也

担当SEよりひとこと


皆様の貴重なお時間とご意見、多大なご協力をいただけたことが、今回のプロジェクト成功に繋がりました。本当に有難うございました。これからもチーム一丸となって、貴社の課題解決に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

情報システム事業部
システム部 パッケージシステム課
前列 玉井 美里
後列(左) 永宮 暢幸
後列(右) 大森 有美