工事管理システムって何?選び方のポイントを解説!

建設会社では工事管理を行っていますが、その方法は会社ごとに千差万別です。それまでの慣習やどんな人材がいるかなどによって、最もいい管理方法は変わるかもしれません。しかし一つ言えることは「システムを導入した方がいい」ということ。それはいったいなぜか、そして数ある工事管理システムから、どうやって自社にあったものを選べばいいのか解説します。

工事管理システム導入はメリットだらけ

なんとなくシステムを入れた方がいいかもしれないと思いつつ、「まあ、このままでもいいか」と心のどこかで思っている方は、少なくありません。しかし実際には、アナログなやり方よりもきちんとシステムを入れた方が多くのメリットを享受できます。

そのメリットとは、まず「あらゆる“無駄”を撤廃できる」こと。例えば現場監督は工事現場で作業をした後に、一度事務所に帰って色々な情報を入力していますよね。システムを導入すれば多くの場合、遠隔からの操作ができるようになります。

また、「あの案件の、あの部分の予算はどのくらいだったかな?」なんていうときに、紙などアナログで管理していたら情報を探すのは大変ですね。システムなら検索機能などを使って、無駄な時間をかけずに確認したいデータを見つけることができます。

次に、セキュリティ面でのメリットについて。例えばエクセルで管理している場合、誰でも自由にファイルが閲覧できたり、数字を編集できたりします。さらに言えばメールやチャットで誰かに送ったり、USBに入れて運んだりすることもできるでしょう。社内の大切な情報がそんな簡単に持ち出せるのは、セキュリティが高いとは言えません。

しかしシステムを導入すれば、閲覧権限や編集権限をつけられます。例えば「このデータは経理部だけが見られて、こちらのデータは役員のみにする」といったレベルを簡単にわけられるのです。現場の方が必要な情報までむやみにクローズせず、会社にあわせて柔軟に対応できます。

他にも、エクセルで起きがちな「複数の人が同時に編集してしまってファイルがわかれてしまう」といったミスも起こりませんし、誰かが誤った情報を入れてしまっても、データを以前の状態に戻すことができるなど、様々なメリットがあります。

管理システムはどうやって選べばいい?

いざシステムを導入しようと思っても、「じゃあ、どれを選べばいいの?」と悩んでしまいますよね。そこで、ここからはその選び方についてご紹介します。

まず初めに、システムでどんなことがしたいかを考えてみてください。今課題に感じていることやもっと効率化したい業務を選別し、それがカバーできるシステムを選びましょう。そこを明らかにしないうちに選んでしまうと、「いろんな機能がついてはいるものの、うちでやりたいことはできない」といったミスマッチが起きてしまいます。

次に、予算面を考えてみてください。ある程度コストを決めておいたほうが、数ある製品の中から選別がしやすくなります。初期コストとしてどのくらいなら許容できるのか、ランニングコストはどのくらいなら現実的なのか、決めておきましょう。

最後に、管理形態を選んでおいてください。システムの中には、ネットを介してアクセスするクラウド型と、自社サーバーでシステムを構築するオンプレミス型の2種類があります。継続的な利用料がかかるものの初期費用を抑えられるクラウド型か、初めにまとまったコストがかかるものの、導入してしまえばその後は利用料がかからないオンプレミス型。それぞれメリットがあるので自社に適したタイプを選んでください。

e2-movEがおすすめのワケ

色々な工事管理システムがある中で、自信を持ってe2-movEをおすすめできるのには理由があります。e2-movEを設計・販売している三谷商事は、30年ものあいだ建設業でノウハウを学んできました。つまり他業界でも使える総合的な管理システムに比べてより専門的な部分をカバーしており、日々の業務を理解したうえでベターな運用法などをご提案できます。

例えば受注工事の実行予算を工種別に登録することで、予算に対する原価実績をすぐに把握できたり、発注業務管理の中で材料費や外注費を工事原価に連動させたりといったことが可能です。

現在では建設・建材・工事業界で400社以上の導入実績があり、そのうち98%で継続利用いただいています。確かな経験に裏打ちされたe2-movEを、ぜひ一度ご検討ください。

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