年々業界の認知度を高めている【IT導入補助金】。毎年多くの企業様からお問い合わせを受け、実際にご利用頂いております。

このIT導入補助金事業ですが、2024年も実施されることになりました。
IT導入補助金 2024では「インボイス枠」が新設されたりと、IT導入補助金 2023からの変更点も見られます。今回はこのIT導入補助金 2024について解説します。

IT導入補助金とは

IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者等の皆さまが様々な経営課題を解決するためのITツールを導入する費用を支援するための補助金です。
中小企業・小規模事業者等の皆さまの業務効率化・売上アップをサポートすることが目的となっています。

IT導入補助金は、中小企業における新規でのITツールの導入を促進する制度として2017年に誕生し、今回のIT導入補助金 2024で8回目の実施となります。

IT導入補助金 2024

IT導入補助金 2024では、下記5つの枠が用意されており、補助事業者の目的に合致するものに申請が可能となっております。

通常枠

製品・サービスの生産・提供など、生産活動に資する事業を行っている中小企業・小規模事業者等が、自社の強み・弱みを認識、分析し、生産性向上のためプロセスの改善と効率化に資する方策として、あらかじめ事務局に登録されたITツールを導入する補助事業者に対し導入費用の一部を補助するものです。

インボイス枠（インボイス対応類型）

会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト、PC・タブレット、レジ・券売機等を導入し、中小企業・小規模事業者等が労働生産性を向上させるとともに、インボイス制度への対応を促進するためのＩＴツールの導入費用の一部を補助するものです。

インボイス枠（電子取引類型）

インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援します。

セキュリティ対策推進枠

サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策の導入を支援します。

複数社連携IT導入枠

業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援します。

e2-movEはIT導入補助金 2024に対応

三谷商事が開発・提供する「e2-movE」はITツールとして登録されているため、導入時の費用が補助対象となります。
e2-movEを導入する場合は、「通常枠」もしくは「インボイス枠（インボイス対応類型）」にて申請が可能となっています。

<e2-movE関連で登録している主なITツール （機能要件）>
・販売工事会計システム　「e2-movE クラウド」　（会計・受発注）
・販売管理システム　　　「e2-movE 販売」　　　（受発注）
・工事原価管理システム　「e2-movE 工事」　　　（受発注）
・会計システム　　　　　「e2-movE 建設会計」　（会計）
・ワークフローシステム　「e2workflow」
　※導入前のコンサルティングや導入一時費用も補助対象（ツール）となります。

e2-movEの導入時に申請可能な「通常枠」「インボイス枠（インボイス対応類型）」の補助対象内容をまとめると下図のようになります。

上図の補助対象の内容を元に、インボイス枠（インボイス対応類型）を活用して「e2-movE クラウド 販売・工事・会計（機能要件：会計、受発注）」を3ライセンス取得する場合の補助額、実質負担額を算出すると下記のようになります。

ご覧の通り、補助金を活用するか否かで負担額が大きく変わってくることが分かります。

IT導入補助金 2024 交付申請の流れ

IT導入補助金2024を申請するにあたっては、補助事業者（中小企業・小規模事業者等の皆さま）とITベンダー・サービス事業者でそれぞれ手続きが発生します。

補助金交付までの流れを大まかにまとめるとこのようになります。

また申請にあたり、中小企業・小規模事業者等の皆さまには下記内容を準備して頂く必要があります。

１．会社の基本情報の準備及び前々期決算期、前期決算期の損益計算書
　　※参照しながら基本情報を入力するのに必要です。
２．GbizIDの事前取得
　　※取得まで、１～２週間程度かかります。
３．SECURITY ACTION 自己宣言
４．「みらデジ」の「経営チェック」
５．履歴事項全部証明書の写しPDF
６．法人税の納税証明書（その１又はその２）の写しPDF
７．申請類型の選定

準備内容についてご不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

IT導入補助金 2024の活用は三谷商事にお任せください。

2024年2月29日現在、通常枠については3次締切分、インボイス枠（インボイス対応類型）については5次締切分までスケジュールが公表されています。
※申請スケジュールの詳細についてはこちらをご確認ください。

例年の傾向から今後もスケジュールは随時追加されると予想されますが、早めの申請で採択される方が、導入実施期間が長くなったり、もし不採択となっても申請を再挑戦できる可能性が高いので、IT導入補助金の活用をご検討されている場合はお早目のご決断をお勧めいたします。

本補助金や当社ITツールについてご不明点等ありましたら、IT導入補助金活用の支援実績が豊富な三谷商事までお気軽にお問い合わせください。申請手順も一からご支援いたします。

IT導入補助金の活用を検討するにあたり、申請手続きをご面倒に思われる方もいらっしゃると思いますが、比較的容易な申請形態です。この機会に是非ご活用ください。

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