建設業界における請求書!安全性と正確性を高めるにはどうすればいいの?
建設業界における請求書は他業界と異なる
請求書についての考え方は、建設業界とその他の業界で少し違いがあります。まず小売業の場合そもそも店はお客様に請求書を発行することはなく、既定の金額をその場で提示し、商品と料金を交換して売買が完了します。
小売業以外では、例えばお茶一本が100円だった場合、そこに消費税などをかけて金額を確定し、請求書を発行します。商品と交換するのではなく、一か月ごとに締め、決められた期間までに支払いをするような流れです。
しかし建設業界ではこのようにシンプルな請求はできず、請求書の発行の仕方にいくつか種類があります。材料などを受け渡すときに発生するような請求書の発行もあれば、出来高で請求書を起こす場合もあるのです。また、契約書に請求書について書かれておりその通りに発行することもあるでしょう。
契約書に即した請求書とは、初めに着手金を、途中で中間金を支払い、残った分は引き渡し時に払うなど、三段階にわけるやり方です。
このようにいくつかの種類がありますが、これらの中で「出来高に即した請求書」は柔軟性が高いという特徴があります。小さなビルを一棟建てるにしても工事は細分化されそれぞれが分業されているため、色々な請求書が必要になります。そうした中で「どのくらい工事が進んだか」を基準にしているのが出来高での請求です。
例えば電気工事などは、シンプルに数量×単価で計算することが多いでしょう。一方で壁に関しては「10部屋あるうちの5部屋終わっているから、半分支払う」と考えることもあれば、「全体の工程の2割は終わっているから、20%だけ支払う」と考えることもあります。
このように工事の種類に対して金額を算出し、請求書を発行して料金を得ていきます。この時、工事の状態によって科目が変わる点に注意しなければなりません。振り込まれるお金が未成工事受入金となるのか、完成工事受入金となるのかなど、細かく確認していく作業が必要です。
また、建設業の請求書についてもう一点特殊な点があります。それは、関係各社がそれぞれ専用の請求書フォーマットを持っており、それに合わせて作成しなければならないということです。こうした慣習も理解し、請求書を作っていく必要があります。
請求書の作成にはシステムを導入するべき
請求書をエクセルを使って作成している建設企業も多いのですが、実はそこには大きなデメリットがあります。エクセルは柔軟性が高い分、数字を操作しやすいという危険性があるのです。振込口座の変更も簡単に認証なしでできるため、経理担当の一存でどうにでもなってしまいます。
そこでおすすめなのが、システムを導入してそこで請求書を発行するやり方です。システムを導入すれば経理担当だけでなく、会社として管理ができるようになります。特にe2-movEは契約金額や入金金額などが一目で見て取れますし、出来高請求書という機能がついていることもポイントです。出来高請求書では、出来高を立てたときに債権として管理するかどうかをシステム上管理できます。複雑な科目についてもよりスムーズに管理できるでしょう。
全国で400以上の建設・工事会社で導入されているe2-movEは、工事原価管理をよりシンプルに、より簡単に行えるようになるシステムです。請求書作成に悩んでいる方も、仕事の効率化や正確性向上のために一度ご検討されてはいかがでしょうか。
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