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不用家族って言い方は、ちょっとキツイっすよねえ? |
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それは不用じゃなくて扶養ってことよ |
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えっ、扶養家族って何のことです? |
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親に養ってもらってる子供とかでしょ |
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親に梨もらってる子?、はじめて知った |
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課長、まつたけ君の企画書に商品の特徴って書いてあるんですけど、特徴じゃなくて特長って書くんじゃないかしら? |
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えーっ、特徴も特長もおんなじでしょ? |
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この場合はひな子の言うとおり、特長と書くのがホントだろうな |
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何が違うんです? |
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特徴というのは特に目立った点ということだからね、優れているかどうかは関係ないんだよ。顔の特徴とかって言うだろ。それに比べて特長の方は特に優れた長所という意味なんだ。ここには商品の優れた点が書いてあるから特長になるね |
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あっ、これもおかしいんじゃない?ここに商品の制作って書いてあるけど、これもホントは製作じゃないかしら‥‥課長、そうですよね |
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もう、なんでもケチつけないでよお |
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ケチつけるつもりじゃないけど、間違いはダメよ |
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どちらも何かをつくるという意味では同じだけど、制作というと自分で考えてつくるようなもの、たとえば絵画だとか彫刻みたいな芸術品をつくるとか、テレビ番組をつくるような場合に使うね。それに比べて製作の方は工業製品を作るような場合に使うことが多いんだ |
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‥‥よくわかりませんが |
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たとえば広告宣伝用のパンフレットを作るとすると、広告宣伝の内容を制作してから広告宣伝物を製作するということになるね。ソフトを作るのが制作、ハードを作るのが製作ってカンジかな |
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でしょ!この企画書の商品は工業製品だから、やっぱり製作の方が正しいのよ |
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いくらなんでも、もうないでしょ |
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アラアラ残念なことにまた見つけちゃったわ。ここに手数料は不用って書いてあるけど、これも不要の方が正しいんじゃないかしら? |
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実際には不用も不要も似たような意味で使われているからな。まあ厳密に言えば不用というのは文字通り用いないとか使わないという意味で、不要の方は必要ありませんという意味なんだけど。手数料は必要ありませんという意味では不要の方が適切かもしれないね |
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必要ないというイメージの時は不要で、とにかくいらないという場合は不用って感じかしら。まつたけ君は不要社員になっちゃダメよ |
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ボクはこの会社の扶養社員になりたいです |
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ウチはマッタケを養うほど余裕なんかないぞ。早く働け働け |
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