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みんなオッハー!今日も一日ハッスルハッスル。 |
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カチョーッ、言うことがナウイっすねえ。 |
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ちょっとお、そんなことば今どき使わないでしょ!? |
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チョベリバッてカーンジ、だっちゅーのッ。 |
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課長、この契約書に切手が貼ってあるんですけど、郵便で送れってことですかね? |
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切手?ああそれは郵便切手じゃなくて収入印紙(シュウニュウインシ)っていうんだよ。 |
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進入禁止?……どういう意味です? |
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収入印紙というのは印紙税法という法律があって印紙を貼らなければならない文書が決められているんだ。 |
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なんでそんなもの貼らないといけないんです? |
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その始まりを話せば明治時代にさかのぼるんだけど、とにかく商取引に対してかかる税金ってことだな。 |
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どういうものに貼らないといけないんですか? |
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我々が通常仕事で関係するものといえば契約書、手形、領収書などに貼らないといけないな。まあ文書の種類ではなくて、中に書かれている内容で決まるんだけどね。 |
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収入印紙っていろいろ金額ありましたよね? |
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そうなんだ、契約金額や手形の金額や領収金額によって納税額が決められているから調べた上で必要な金額の印紙を貼らないとだめなんだよ。 |
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アレ?課長、この切手にハンコ押してありますけど、これって何です? |
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だから切手といわずに収入印紙って言いなさい。それは消印(ケシイン)といって、印紙を剥がして他の文書に再使用できないようにするために押す必要があるんだ。印紙割印(インシワリイン)と呼んだりもするね。 |
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その印紙が貼ってない契約書とか領収書っていうのは無効なんでしょうね? |
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ところが印紙が貼ってなくても契約書とか領収書の法律的な効力には変わりないんだよ。 |
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じゃあ誰も貼らないんじゃないですか? |
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そうはいかないよ。印紙を貼らなければならない文書に印紙が貼ってなければ、ことばは悪いけど脱税だからね。本来貼らなければならない印紙税額の3倍の罰金を払わないといけなくなるんだよ。それにそういうルールをきちんと守っていない契約書は信用できないでしょ。 |
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ワーッ、罰金取られちゃ大変だあ、ボクの手帳にもちゃんと印紙貼っとこーっと。 |
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そんなもんには貼らんでいい! |
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