情報誌・レポート

ITコラム

ITコラム

Vol.12 バックアップの重要性

日本経済新聞に、「事業継続計画」策定済み企業は全体の15%、但し、国内企業の93%が必要性は認識・・・という記事がのっていました。

「事業継続計画」とは災害や事故が発生しても生産や物流などの事業を極力とめずに継続するための計画です。
その範囲は、代替オフィスの確保から連絡移動手段の検討、情報システムの予備の設置など多岐にわたります。
情報システム面では、業務データのバックアップ手順や非常用電源への切替などの手順を定め、その実現可能性を定期的に検証します。   

万一の障害や災害に備え、リカバリー対策を容易に行うためのソリューションとして「Double-Take」をご紹介します。

ディザスタ・リカバリー・ソリューション『Double-Take』
  • データレプリケーションソフト「Double-Take」により、 データの二重化・フェイルオーバーによる業務継続性の確保、遠隔地へWAN越しにリアルタイムデータ退避を実現します。
  • また、これまでの2重化の技術、例えば”サーバのクラスタ構成”などと 比較してコスト面においても安価に構築が可能です。
日々更新されるデータをまめにバックアップしておきたい人や、 パソコンのユーザデータ部分を保護したい人、ノートPCを持ち運びしていることが多い人には、次のソリューションがお勧めです。

NECの『iStorage NSシリーズ』
  • 会社のデータなどのファイルを毎日バックアップとっている場合、 3日前のデータに戻すなどの世代管理が可能で、誤って上書・削除したデータの復旧も可能です。
  • ノートPCなど外出先でバックアップしておくと、帰社後会社のネットワークに接続するだけで、 差分データをサーバに自動バックアップしてくれます。
先日首都圏で起きた大規模停電で、「事業継続計画」の重要性があらためて認識され、策定の機運が高まっています。
確かに、「事業継続計画」を企業全体で運営していくのは大変かもしれませんが まず自分自身の業務や所属する組織の業務のリスクを分析し、バックアップなどの対策をとることから始めてはいかがでしょうか。     
このページ上に表示される記事内容は三谷商事の見解を反映するものではありません。