ビジネス版LINEの利用者が急増!LINE WORKSの特徴と最適な導入環境とは?

ビジネス版LINEの利用者が急増!LINE WORKSの特徴と最適な導入環境とは?

LINEは家族や友人など主にプライベートで利用されてきたコミュニケーションツールですが、最近ではビジネス版のLINE WORKSを導入する企業が増えています。LINE WORKSは通常のLINEとどう違うのか、どのような機能があるのか、LINE WORKSとよく比較されるTeamsとの違いと併せて解説します。

詳細を相談したい方は、ぜひなんでも相談会にお申し込みください。

LINE WORKSとは

LINE WORKSとは、LINEと同じようにメッセージなどのコミュニケーションをとることができるツールです。主に社内用チャットや、社外のメンバーを含むチームでのやり取りなどに利用されています。ベンチャー企業やスタートアップではお客様とのやり取りに活用することもあり、その場合、相手は通常のLINEを使って自社の社員はLINE WORKSを使うというやり方もできます。

LINE WORKSには様々な機能があります。1つ目が、トークと通話です。文字やスタンプのやり取りができるだけでなく、通常のLINEとは異なり誰が既読をしているかまで確認することができます。また、電話のように音声通話をしたり、画面をオンにしてビデオ通話したりといったことも可能です。

2つ目が、掲示板です。トークで送って流されたくない内容を、まとめて掲示板に貼っておくことができます。議事録や資料の保存などに活用でき、朝礼でわざわざ人が集まるのではなく掲示板に共有事項を置いておくという使い方ができます。あとから入ったメンバーに、掲示板にまとめたマニュアルやデータを一気に見てもらうという方法もおすすめです。

3つ目が、カレンダーです。日付と時間、場所、参加者を指定できるので、いつだれが何をするかを一元管理できるようになります。MTGやイベントの予定を組むことはもちろん、会議室の予約機能として利用するケースもあります。

4つ目が、タスク管理です。メンバーごとに自分のタスクを明確にし、今、だれが何をしているかが一目瞭然になります。業務量が一人に偏っていないかなど状況を見て、別のメンバーにタスクを振ることもできます。

5つ目は、アンケートです。投票型や日程調整型などがあるので、アンケート調査はもちろん、社内イベントの日程調整などにも利用できます。デザインを見てもらって意見を集めるなど、使い方は多種多様です。

6つ目は、アドレス帳です。9階層まで構築できるので、メンバーを部署やチーム、営業所ごとなど細かく管理できます。また、顧客情報や取引先情報の確認もでき、アドレス帳に入っている相手とはトークルームを作成できます。

7つ目は、メールです。LINE WORKSから直接メールを送ることができるので、ちょっとした時間にメール処理をしたい時に効率性が上がります。また、送受信は暗号化されているためセキュリティ面でも安心です。送信前確認と開封確認にも対応しています。

8つ目は、ドライブです。フォルダを作成してメンバーが誰でもそこにデータをアップロード・ダウンロードすることができます。リンク共有もできるので、社外メンバーに一部のデータのみを閲覧してもらうときにも役立ちます。

LINE WORKSの導入環境とプラン

LINE WORKSの導入環境として、WindowsはWindows7以降、MacはOS10.11以降で利用できます。ブラウザはIE10、IE11、最新版のChromeとFirefox、Safariの10.1以降に対応。モバイルに関しては、iOS端末はiOS9.3以降、Android端末はAndroid4.4以降を利用するようにしてください。

また、データ通信はすべてHTTPSなどのセキュリティチャンネルを通して行われ、暗号化されます。もし端末を紛失しても、遠隔からデータを削除することができますしログが残るため管理者が状況確認することも簡単です。

LINE WORKSには、無料のプランと有料のプランがあります。利用する人数やLINE WORKSでやりたいことから、どのプランにするかを検討してみてください。

100人まで使えるフリープランは、ストレージが5GB、音声ビデオ通話は4人まで最大60分です。
スタンダードプランは月額450円で、ユーザー数は無制限。ストレージも基本容量1TBに加え、1GB×ユーザー数が追加容量として提供されます。音声ビデオ通話は200人まで参加できます。カスタマーサポートを利用できる点も特徴です。
アドバンストプランは月額800円で、ストレージは基本容量100TBに加え、1ユーザーにつき1GBが追加されます。また、ドライブやメールも使えるようになります。

LINE WORKSと比較されるTeams

社内のコミュニケーションツールとして、Teamsを導入する企業も多いです。コロナ禍で特に広がり、2021年時点でデイリーアクティブユーザーはTeamsは3億人を超えました。

トークや通話のほか、ファイル共有、未読チェック、社外メンバーとのやり取り、メール送信など、LINE WORKSでできることのほとんどをカバーしています。ほかにも、ホワイトボード機能やライブイベント機能などがあり、あらゆるビジネスシーンで役立つツールです。日本限定で、Teams単体で契約できるプランが新たに発売されたこともあり、現時点でも爆発的に利用者が増えています。こちらのプランについて詳しく知りたい方は、下記の記事をぜひご覧ください。
Teamsの意外と知られていない機能って?~Teams限定プランでテレワークを実現しよう~

また、TeamsはMicrosoftの製品のため、WordやExcelなどOfficeアプリとの相性も抜群。Teams上でアプリを開くと、複数のユーザーが共同編集ができるようになります。リモートワークで社員がそれぞれの自宅にいながらも、オフィスで集まっているのと変わらないくらいスムーズにやり取りができます。

有料プラン限定にはなりますが、固定電話、携帯電話と話すこともできるので、社外メンバーとのコミュニケーションの幅も広がります。チャネルを使うと部署や役職などでメンバーを分けて、それぞれのチームでやり取りができます。チャネルは複数作れるので、「営業部」「ABCプロジェクト」といった単位の他、「入社式関連」といった分け方も可能です。

基本的には無料で使うことができますが、法人向けの有料プランに加入することでできることの幅が広がります。月額430円の「Microsoft Teams Essentials」では、グループ会議が最大30時間利用でき、300人まで同じ会議に参加できます。また、ユーザー1人に10GBのクラウドストレージが与えられ、何かトラブルがあれば電話とWebでのサポートがいつでも受けられます。

「Microsoft 365 Business Basic」は、月額650円です。会議をレコーディングできるようになり、文字起こしにも対応するので、議事録作成などが簡単になります。Webとモバイル版のOfficeアプリが利用でき、ユーザーに与えられるストレージも1TBになるため、かなりのデータを管理することが可能です。

「Microsoft 365 Business Standard」は、月額1,360円です。Webとモバイルだけでなくデスクトップ版のOfficeアプリが利用でき、ウェビナーも開けるようになります。それにともない、出席者登録やレポートツールが使え、また顧客の予約管理もTeamsで完結します。

よりハイレベルなセキュリティを求める方には、「Microsoft 365 Business Premium」がおすすめです。月額2,390円のコストがかかりますが、Azure ADの最上位プランであるAzure AD P1が含まれます。Azure AD P1では条件付きアクセス制御と呼ばれる柔軟かつ強固なセキュリティ対策が可能になります。詳しくは下記ご確認ください。
Azure ADに新機能登場!条件付きアクセスでの高度なセキュリティとは?

コミュニケーションツールのご相談はプロにお任せ

ビジネス用のコミュニケーションツールにはLINE WORKSやTeamsだけでなく、様々あります。企業によってどれを導入しているかは異なり、それぞれにメリット・デメリットがあるため、これから導入する方はどれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。

そんな時は、ぜひ三谷商事のなんでも相談会にご参加ください。お客様の課題やコミュニケーションツールを通じてやりたいこと、事業内容やメンバーの状況などをヒアリングします。特にTeamsに関しては導入実績が豊富で、細かなお悩み事も詳しくお答えします。

具体的にどれを選ぶか考えている方から、漠然と何か導入しようか迷っている方まで、ぜひお気軽にご連絡ください。

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