iPadはMicrosoftへの嫌悪心から誕生!?iPadの歴史と、企業で活用するために重要な管理ツールについて

iPadはMicrosoftへの嫌悪心から誕生!?iPadの歴史と、企業で活用するために重要な管理ツールについて

iPadは、世界中の人々に愛用されている人気のApple製品です。しかしこの誕生の裏には、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏のとある思いがあったことは、あまり知られていません。今回はiPadの誕生秘話と、iPadを企業で導入するために重要な管理ツールについて解説していきます。

iPad誕生の背景にあったMicrosoftの存在

これまで、革新的なデバイスを次々と生み出してきたApple。彼らの代表的な製品の一つであるiPad誕生の裏には、実はMicrosoftの存在があったとご存知でしょうか。事の発端は、スティーブ・ジョブズ氏が妻を通して、あるMicrosoftの幹部と出会ったことでした。

彼はその日、「新しいタブレットとスタイラスで、Microsoftが世界を支配する」という展望をジョブズ氏に語りました。もともとスタイラスを嫌っていたジョブズ氏はその内容に嫌悪感を示し、後日出社した際には幹部への悪態をついたと言われています。そして「本当にどうすべきか、見せつけてやろう」と言いました。

タブレットの開発を決めたジョブズ氏は、スタイラスを使わず指で操作できるタッチスクリーンのタブレットを構想し、開発グループを組織。製品を完成させるまでに様々な困難がありましたが、それらを乗り越え、2010年1月にサンフランシスコにてiPadを披露しました。4月にアメリカで販売が開始され、初日の売上は30万台を記録。その後、日本やイギリス、フランス、カナダなど世界中で取り扱われるようになり、今では地球上のあらゆる場所でiPadが利用されています。

iPadを管理するためのクラウドツール

現在、あらゆるシーンで活用されているiPadですが、企業で導入する際には、管理のためのクラウドツールと併用すると複数のメリットを得られます。

メリットの1つ目は、デバイス情報の取得・管理です。従業員に配布したiPadがどのように利用されているか、リアルタイムで把握することができます。また、サーバーやソフトウェアをユーザーに割り当てるアカウントのプロビジョニングにより、管理者が誰にどのサービスを割り当てるかをコントロールも可能です。

2つ目は、インストールアプリ情報の取得です。配布したiPadが業務外で利用されていないか、アプリから判断することができます。また、管理者がまとめてアプリを配信することで、従業員の作業負担を減らし、すぐに業務に取り組める状態でiPadを配布することもできます。

3つ目は、セキュリティ対策です。パスコードの複雑性を強制する機能や、デバイスが手元になくとも画面ロックやデータ初期化などを行うリモートロック・ワイプ機能があります。

4つ目は、操作ログ管理です。デバイスをいつ、どのくらい使ったかといったログを取得し、レポートで確認できます。

iPadのクラウド管理ツールにはJamf CloudやLANSCOPE cloudなど様々な種類がありますが、これらの機能は多くの製品で搭載されている内容です。

iPad第9世代と、これまでのiPadとの違い

iPadを取り巻く環境は日々進化していますが、iPad自体もどんどん改良されて新しいものが販売されるようになり、2021年9月には第9世代の開発が発表されました。第9世代と第8世代を比べると、サイズ感は縦250.6mm、横174.1mmと変わりません。そのため、前世代で利用していたアクセサリをそのまま使うことができます。重さは、第8世代に比べて3g軽い、487gになりました。

見た目はほとんど変わらない第9世代ですが、性能面では進化を遂げています。第8世代はストレージが32GBと128GBの2つだった一方、第9世代は64GBと256GBと底上げされています。

プロセッサはA13 Bionicが搭載され、CPUとGPUの処理能力が20%向上しました。この変化は、動画を見ながらメッセージを返信するなど、複数のアプリを使う際の反応スピードから実感できます。

そして、122度の視野角を持つ、超広角の1200万画素カメラを搭載。この機能は第3世代と第5世代に搭載されていましたが、第9世代で復活する形になりました。さらにTrue Tone機能により、周囲の光に合わせてディスプレイの色温度を調整することもできます。

iPad導入・運用を支援する三谷商事

弊社はAppleの一次代理店として本体の販売をするだけでなく、iTunes上でのアクティベーションやアプリケーション同期、構成プロファイルを利用したVPN設定の展開、WebDAVを利用したファイル共有方法など、導入や運用を支援します。さらに、上記でご紹介した管理コンソールについてのご案内も可能です。

最近ではリモートワークが進み、従業員が自宅からでも業務に取り組めるよう、iPadを従業員に配布する企業が増えてきました。三谷商事ではそうしたニーズにお応えするため、企業や学校へのiPad活用をサポートしています。

販売から設計・運用まで一気通貫でサポートするため、iPad導入について不安がある方もご安心いただけます。少しでもご興味をお持ちいただけた方は、具体的なサービス内容や導入事例など、ぜひお問い合わせください。

三谷商事にご相談ください

本記事に関するご質問や、SaaS製品導入に関する疑問点、不安点がございましたら、クラウドサービスの導入実績が豊富な三谷商事までお気軽にお問い合わせください。