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雑誌で見ていたMacの実機に初めて触れたのは大学にあったIIcxでした。自分のパートナーとして欲しいパソコンでしたが大学生協向けのuniver　tool　SEというコンパクトマックでも、高価で当時の貯金では買えず研究室の98でレボートやデータの整理をしていました。そして、卒業の年にMacintoshi classicが発売され、貯金を引き出して買いに行きました。

モノクロで9インチの画面でしたが、Macの中でヘラジカが話したりトースターが飛んだり、本筋ではない部分で楽しんだ記憶があります。レパート作りそっちのけで添付されていたHyperCardプレーヤーの解除コマンドを使ってスタックを作ったりしていました。INITとcdevのコンフリクトやサッドMacの連発に泣かされましたが、結局マックから離れられなかったのは言葉では表現できない魅力がこのパソコンにあったのだと思います。