導入事例

管理業務をストレス無く行いたい

石川工業高等専門学校様

「人間性に富み、創造性豊かな実践力のある研究開発型技術者」の育成を掲げる石川工業高等専門学校(石川高専)様。同校では2016年春、演習用コンピュータを刷新しiMac約200台によるシステムの稼働を開始しました。

Macの特長を生かした同システムの導入について、電気工学科准教授の山田 悟氏に伺いました。

集中管理システムの低コスト化に当社独自のソリューションが貢献

石川高専様では、情報教育システムの日常的なメンテナンスを、山田氏をはじめとする少人数のスタッフが一手に引き受けています。そのため、約5年半ぶりとなるシステム刷新では、「管理業務をいかにストレス無く行えるか」ということが眼目となりました。

刷新前のシステムは、AppleのXserve(販売終了)とiMacとを組み合わせたもので、当社が納入させていただいたものでした。山田氏は「iMac約200台のOSやアプリケーションを集中管理できる構成が便利で、教員からの評価も高かったシステムでした」と振り返ります。

そこで、刷新にかかる仕様書でも「OSやアプリケーションを集中管理できること」という要件を盛り込み、石川高専様で検討の結果、2015年末、当社が納入させていただくことが決定しました。

決め手は、当社が石川高専様ご提示の要件を低価格で実現できるソリューションを持ち合わせていたことでした。競合が大がかりなパッケージソフトで実現するのと対照的に、当社は低価格かつ容易にタスクを追加・編集できる仕組みを独自に構築。このことが採用に結び付いたのです。

ご担当者様写真

石川工業高等専門学校
電子工学科 准教授
情報処理センター長
山田 悟 氏

担当者様のコメント

三谷商事さんとは「地元北陸に根ざした企業」ということで安心感を持ってお取り引きができています。今回も、希望するシステムを他社より安く構築でき大変満足しています。教員や学生にとってより使いやすいものとなるよう、長くお付き合いしていきたいです。

各端末でWin・Mac双方が利用可 動作環境はサーバから一斉配信

教員用・学生用iMacにインストールされているのは、Windows10とMac OS『El Capitan』のデュアルブート環境。同環境をパッケージ化した「イメージファイル」は配信サーバ(Mac mini)に収められ、必要に応じて各演習室に一斉配信される仕組みになっています。

各端末には、変更・追加されたファイルを起動のたびに使用前に戻すアプリケーション『Deep Freeze』が入っており、システム管理の負担軽減に貢献しています。刷新に当たり複数端末に効率よくデータを送る「マルチキャスト」を採用し、約200台への配信を1時間弱で完了できるようにしたのも特長の一つです。

「前のシステムは、Windows7とMac OS『Snow Leopard』のデュアルブート環境でした。今回、Windows側が32ビットOSから64ビットOSになるということで、外付けデバイスなどを使う学科に支障が出るおそれもありました。三谷商事さんに早めに検証機を持ち込んでもらうことができ、担当教員からも問題なしとの回答を受けてほっとしました」。

情報教育システム運用は、校内ネットワークとの関係を抜きに語ることはできません。山田氏は「当校のネットワーク構成を熟知されているという点でも、三谷商事さんが関わってくださったのはありがたかったです。打ち合わせもスムーズに進みました」とおっしゃいます。

▲演習室にズラリと並ぶ学生用iMac。教員用マシンから、電源オフや再起動のコントロールも一斉にできるようになっています。

学生のMac所有率が上昇 入学希望者へのPR材料にも

集中管理した同システムの特長は、演習などで使う授業支援ソフト『InSight』にも表れています。同ソフトは、

▽学生機の操作ロック
▽教員機の画面を学生に共有
▽テスト回答などの回収
▽ファイルの一斉配信

などの機能を備えたもので、前回のシステム導入とほぼ同時期に導入した経緯があります。

「Mac導入前だった前々回のシステムで、語学学習支援ソフトで同様のことを行っていたのですが、オーバースペックでライセンス料が高額という課題がありました。そこで三谷商事さんに相談したところ『InSight』を紹介いただいたというわけです。安価なライセンス料と必要十分な機能に引かれて『これなら行ける』と判断しました」。

Macによる情報教育システムが同校に導入されて約6年。教員や学生からはどんな声が寄せられているのでしょうか。

「過去には『動作が遅い』『トラブルが多い』などという声を聞くこともしばしばでした。しかし、iMacによるシステムの稼働を始めてから、そういった声を耳にすることが無くなりました。今回の刷新に当たっても『Windowsマシンに戻してほしい』というような声は入ってこなかったですね」。

刷新時にリースアップ品の購入を校内で募ったところ「教員室や研究室で使いたい」と100台以上の応募があったとも。iMacのブランドや一体型パソコンならではの省スペース性などが人気の秘訣のようです。

「デザイン性の高さなどから、学生のMac所有率が上がったり、オープンキャンパスでは中学生へのPR材料になったりと、システム管理以外の面でもさまざまな動きが起きています。今後も使用感を確認しながら、三谷商事さんと一緒にチューニングを進めていきたいです」と締めくくってくださいました。

お客様よりひとこと

今回の構築では、三谷商事さんに打ち合わせで何度も足を運んでいただきました。情報教育システム構築では「授業に支障をきたさない環境づくり」が鍵となります。以前のシステムも含め、スピーディーで細やかにメンテナンス対応してくださるのがありがたいです。

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  • 石川工業高等専門学校(左から)
    電子情報工学科 准教授 小村良太郎 氏
    電子情報工学科 准教授 情報処理センター次長 長岡 健一 氏
    技術教育支援センター 飯田 忠夫 氏

石川工業高等専門学校

  • 所在地
    石川県河北郡津幡町北中条
  • TEL
    076-288-8000(代表)
  • FAX
    076-288-8014(総務課)
  • URL
    http://www.ishikawa-nct.ac.jp/
  • 設立
    1965年4月
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担当SEよりひとこと

授業環境の整備に、再度携われたことに大変感謝しております。最初の授業立ち合いの際、新端末を利用される生徒様のお顔を拝見できたこともSEの喜びとなりました。今後もより良い授業環境を目指し、お手伝いさせて頂きたいと思います。

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  • 技術担当
    情報システム事業部
    金沢営業所
    齋藤 尚弘

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