導入事例

自社カスタマイズを重ねた『e2-movE』 各部署を横断し、管理体制の柱になっている。

宮本産業株式会社様

 石川県の伝統工芸品である山中漆器は、国内の漆器業界で有数の生産量と売上高を誇っています。 古くから漆器産業が盛んなこの街で地域に根ざした経営をされているのが、宮本産業株式会社様です。 美術工芸から生活用品、近年では電子レンジ対応の漆器にいたるまで幅広く手がけている同社では、 販売管理システムを強化するため、2012 年4月より『e2-movE』を導入しました。

漆器の製造を管理、把握するために 紙からデジタルへの移行を決意

 漆器は、多くの人の手を介してできる伝統工芸品です。木を切り、削って、漆をかけて、絵付けをする、 この幾重もの手間と時間をかけて作られます。ここ石川県加賀市山中温泉は、安土桃山時代から漆器産業が続く地域。 現在も漆器の作業に携わる会社や職人が多く住まう街です。
 宮本産業株式会社様は、小規模経営や職人たちのいる会社を束ね、製造を管理する産地問屋です。 製造工程を把握するためにIT 化にむけて動き出したのは十数年前。
 「それまでは、紙ベースで業務を行っていました。発注用紙を郵送したり、FAX で送付したり。 黒板に書いて工程を把握することもありましたね。パソコンが普及するようになって、管理の仕方を考え直し、 紙からデジタルへ移行し始めたのです」と、宮本氏は語ってくださいました。

ご担当者様写真

宮本産業株式会社
営業部
宮本 昌和 氏

担当者様のコメント

もともとのシステムの不具合が多すぎて「安心して使えるシステム」を望んでいました。 三谷商事さんはフォロー体制もばっちりでこのうえありません。 また、漆器は製造工程により関わる人が違います。 社外に発注しても履歴が残る管理など、難しいカスタマイズをお願いしましたが、 分かりやすく応えてくれました。今度は私たちがしっかり活用する番です。

常に安定した動作と環境を保ち 社員全員が使えるシステムを希望

 宮本氏は「旧システムは、不具合が多すぎる、のひとことに尽きました。 落雷でデータが消える、出社して電源を入れても立ち上がらない。管理する以前の問題です」と、 不安定なシステムを指摘。さらに時代の流れにより、システムの機能が合わなくなったり不足したりと、 同社の管理体制に影響を及ぼすようになっていきました。
 売上管理や受発注のやりとりを、社員一人ひとりが表計算ソフトを使って行っていたことも問題でした。 担当社員以外は、状況を把握できない事態もしばしば。その状況を打開すべく選んだのが、 『e2-movE(イーツゥームーヴ)』だったのです。
  同社は、導入する際3つの要望を挙げられました。まずは安定した動きであること。 壊れにくく、フォローもしっかりしてほしいこと。2つめは、在庫管理に長けていること。 3つめは、社員全員が使えるようにすること。特に3つめは、宮本氏の中で、 導入をきっかけに社員の意識改革を図る狙いがあったようです。
 「仕入れ・販売・事務の専門分野以外の部署のことも、社員同士把握してほしかったのです。 誰かが休んでもフォローできるように、管理画面を見て操作できるくらいは、当たり前になってほしい。 小さい会社ですから、助け合いがどうしても必要なのです」

▲ 「早くて見やすい」と社員も満足

人の感覚で決めていた事をシステム化 結果的に無駄を減らす機会にもなった

 導入する会社の希望に応じてカスタマイズできる、それが『e2-movE』の特徴です。 同社では、標準機能にはない、職人管理と手配の工程を追加しました。 ただ、漆器の製造工程は複雑です。これまで「どの職人にどれくらいの量を発注しているか、 納期はどれくらいか」という選定は営業担当者まかせでした。 そこで人間の感覚によって決めていた生産先を、誰もが目視できるようシステム化できないか? という要望が挙がりました。最高の漆器商品を作るため、最適な職人へ発注できるよう、 情報を共有する。それを『e2-movE』で実現させました。

 もうひとつ、同社は導入により大きな効果を得ることができました。 旧システムから新システムに移行する際、商品アイテムの情報を見直し、 3 万アイテムを3 千アイテムまで減らしました。「市場で好評な商品のみ絞り込みました。 この作業は同時に原価表の見直しにもなったんですよ。素材の原料が上昇しているのに、 原価割れした価格で販売していたり、製造当時の仕様のままであったり、 気づきが多い作業でした。打ち込みは大変でしたが、いいタイミングだったと思います」
 と、宮本氏は振り返ります。

 2012 年4 月に導入し、まだ4 ヵ月。導入と同時にパソコン環境も一新し、 快適に動作するようになりました。宮本氏は「システムに情報を要約することにより、 旧システムよりも見える数字が多くなります。数字に現れれば、社員も便利さを実感し、 仕事のモチベーションも上がるはず」と期待を寄せています。 宮本産業株式会社様において、『e2-movE』は、日々の作業の管理だけではなく、社員の意識を変える役割も担っていました。

▲カラフルな漆器商品で躍進中

使用した感想

リモートシステムがとても便利です。 分からない画面になっても遠隔操作で作業をしてくれるので助かっています。 担当がいなくても、お客様からの問い合わせに答えられるよう、 社員全員でもっともっと使いこなしていきたいです。

写真
  • 宮本産業株式会社
    経理部 東出 明美さん

宮本産業株式会社

  • 所在地
    石川県加賀市山中温泉二天町ホ40 番地1
  • TEL
    0761-78-1818(代)
  • FAX
    0761-76-1818(代)
  • URL
    http://www.rakuten.co.jp/j-ware/
  • 設立
    昭和40 年7 月
  • 事業内容
    漆器の製造及び販売
  • 従業員
    約20 名
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担当営業マンよりひとこと

宮本産業様の基幹業務システムを任されることの責任を噛みしめて取り組みました。 今後も安心してシステムをご利用いただけるようサポートし、 宮本産業様にとって有益な業務改善を提案し続けます。

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  • 情報ソリューション事業部 金沢営業所 営業課
    白鳥 裕介

技術担当

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  • 情報ソリューション事業部
    システム部 システム1課
    伊藤 孝治

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