導入事例

SAP Business One の導入により 業務のスリム化を実現し、 事業展開のスピードにもその効果を実感

ゲイトウェイ・コンピュータ株式会社様

 ネットワーク構築から、ヘルプデスクによる対応やバイリンガルでのI T アウトソーシングなど、多様化する I T ニーズに対し、あらゆるサービスを提供するゲイトウェイ・コンピュータ株式会社。取引企業の多くが外資 系企業で、その業種は金融、製薬、通信、製造など多岐にわたる。
 環境変化の激しいI T 業界の中で事業を展開する同社は、昨年7月に販売、購買、在庫、財務など主要なビジネスプロセスを統合する業務管理ソフトウェア“SAP Business One”を導入。このシステム改革が、 新たな事業展開にどのような効果をもたらしているのか取材した。

汎用パッケージの方が 業務を効率化できる

新システム導入の検討が始まったのは2年前。 旧システムの老朽化に加え、会社の事業内容も物販中心からサービス中心に変わってきたからだ。

新システムは〈内部統制〉〈業務の効率化〉〈新しい事業展開への対応〉の3つの命題を解決すべく、 汎用性のある標準的なパッケージから選ぶことにした。 「ただし、日本のメーカーのものはパッケージと言いつつも、 後からカスタマイズしていくものが多い。

それでは意味がないので、三谷商事さんと話し合って、あらゆる業務を効率的に統合し、 標準で多言語・多通貨に対応しているSAP Business One(以下S A P)を選びました」 と、経営管理部部長の下畑嘉己氏。 S A Pとはドイツに本社を置くソフトウェア会社が提供し、 グローバルに支持されている業務管理ソフトウェアだ。

ご担当者様写真

ゲイトウェイ・コンピュータ株式会社
代表取締役社長
林 秀一 氏

担当者様のコメント

S A Pの導入は、内部統制において非常に有効であり、 S A Pの機能に大いに期待しています。今回の新システムは導入してからが本番であり、 内部統制の機能に加えて、当社の業務にマッチして生産性の向上が図れているかどうかを チェックし、そして、順次改善を図っていくことが重要だと考えています。 三谷商事様には月2回の定例会にご参加いただき、社員の教育、 システムの改善提案のお手伝いをいただいており大変感謝いたしております。 また、今後のサポートにも期待しておりますので、どうか宜しくお願い申し上げます。

スマートフォンを活用すれば、 ビジネスシーンは劇的に変わる

 新規事業のひとつは〈ビジネスにおけるスマートフォン活用の提案〉だ。 日本版S O X法などの施行により、I Tが人間の活動を縛っている現代、 コミュニケーションツールとしてのI Tは一昔前の状況に逆戻りしているといえる。
「その不便さを補い、かつスマートフォンに搭載された機能を使いこなすことでビジネスシーンは劇的に変わるはず」と、社長の林氏。
 たとえば、店員にスマートフォンを持ってもらうことで、 お客様にプロモーション・ビデオを見せたり、 マーケティング・データが取れる。 また、営業マンが案件を逐一会社に持ち帰らなくても、 スピーカーフォンやファイルの送受信機能を使えば、 得意先で一度に打ち合わせが済ませられるなど、 提案内容や活用のレベルは業種によって千差万別だ。 「ただし、その効果はみんなが活用してこそ。 各会社に適した社員のトレーニングやサポートサービスを、 新事業として展開していきたい」(林社長)。
 もうひとつの新規事業は〈“エアポケット業務”の請け負いサービス〉である。 法規制により、企業はさまざまなデータを保管し、 改ざんできないセキュリティ対策を求められるようになった。 このため多くの企業において、以前は他の部署の範疇にあった仕事まで I T部門が担当せざるを得ない状況になっている。 「実際、トナーやファックス用紙の発注までI Tエンジニアがおこなっている現状があり、 それを私たちは“エアポケット業務”と呼んでいます」。 その請け負いサービスはすでに始まっており、お客様から好評を得ている。

(左)デモンストレーション・ルームの一画を仕切ったサーバールーム。

(右)「販売と会計の伝票が統合されているので、いつでもタイムリーな決算が出せる。 気になったときに、すぐ現状把握できる点が、S A Pの優れたところですね」と、 導入を統括した下畑経営管理部長。

リアルタイムに情報を共有することで新規事業を展開する環境を整備

 このような新しい事業の展開にあたり、SAP が大いに役立っているという。 たとえば、同システムに搭載されている〈販売案件〉というモジュールに〈スマートフォン案件〉という項を作り、 そこに各担当者が提案内容や懸案事項、解決済みの情報等を入力していく。 関係者は、常にそれをチェックできるのだ。 「このシステムを使えばすぐに進捗状況が出せ、 、関係者の意見やアドバイスも、その時点で出てくるので、 業務の流れがスムーズになりましたね。 さらに、リアルタイムにみんなが同じ情報を共有することによって、 社員全員が同じ方向を向いて事業を展開していくための環境が整ったと実感しています」 (林社長)

財務会計、販売案件、販売管理、購買管理、取引先管理、入出金管理、在庫管理などが統合され、あらゆる業務がスムーズになった。

ゲートウェイ・コンピュータ株式会社

  • 所在地
    東京都千代田区神田和泉町1番1-16 KONKOビル4F
  • TEL
    03-5823-8123
  • URL
    http://www.gateway.co.jp/
  • 設立
    昭和57年11月17日
  • 事業内容
    ITアウトソーシング
    システムインテグレーション
    ハードェア・ソフトウェア販売
  • 従業員
    80名

営業担当者のコメント

ゲイトウェイ・コンピュータ様の事業の効率化を推進するため、S A Pの導入後も定期的に社員の皆様向けに勉強会を開催させていただいております。より効果的に使っていただくためのトレーニングだけでなく、現場の方との意見交換の場にもなっており、弊社にとっても欠かせない存在となっております。

写真
  • 情報ソリューション事業部 東京支店
    課長 乙坂俊文

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