導入事例

国内での導入事例がまだなかった、Chromebook教室を導入

光明学園 相模原高等学校様

学習教具として、パソコンとタブレットの良さを合わせ持ち、管理機能に優れたChromebookを導入した光明学園相模原高等学校様。まだ一般に普及しているとは言えない環境の中、専用のサーバ機を必要としないコストパフォーマンスの良さや、スムーズな相互共有など、Chromebookならではの特長を使いこなす笹原 健司先生にお話を伺いました。

パソコンとタブレット、両方の機能を併せ持つChromebookに注目

2019年に創立100周年を迎える同校は、校庭の大幅な改装などのリニューアルを行っています。PC教室でも、設備をリニューアルするタイミングを迎え、ご担当の笹原先生は、当初、WindowsタブレットやiPadの導入を考えていたそうです。

「Windowsを授業で使うには、基本的にサーバが必要で、管理が大変。iPadは個人向けの製品のため、管理できるようにするのに手間が掛かる。そこで、Chromebookの可能性を考え始めました」と笹原先生。国内での導入事例がまだなかったことについては、あまり不安はなかったそうです。

「既にアメリカの教育現場での導入例を知っていましたし、検討してきた1年ほどの間に、Chromebookの種類が増え、クラウド環境とのマッチングやGoogleが無償で提供している学習ソフトウェアも、十分に使えるようになるなど、環境が整ってきたんです」。

教育の現場で使うのに必要なアプリや機能が次々に開発されるのも大きな魅力。Googleに要望を出すと比較的スピーディに対応されるので、先生は「これは使える」という確信の下、当社の担当者が先生と相談を重ねながら約1年の準備を経て、Chromebookとマルチインタラクティブプロジェクタが2016年8月に導入されました。

ご担当者様写真

光明学園
相模原高等学校
教諭 笹原 健司 氏

担当者様のコメント

Chromebookは、生徒個人のIDとパスワードで管理するのですが、かなり細かく制御が可能です。三谷商事さんとGoogle本社にも繰り返し伺って「できること」「できないこと」を徹底的に検証しました。営業の方には、より目的に近い機器を探しまわって頂きましたし、SEの方も難題をクリアする提案を作り出してくれ、新しい学習環境をとっても安価に実現できたと思います。とても感謝しております。Chromebookをインターフェイスとした新しい学習活動をどんどん開発していきたいです。

全員がデータや画面を共有できるクラウドの授業との相性の良さ

笹原先生が考える、授業で使うパソコンに最も必要なことは、動作トラブルがないこと、簡単であること、汎用性が高いこと。その点、起動が早く、起動した段階でOSやソフトが最新に初期化された状態になっているChromebookでは、管理の負担がかなり軽減されます。

また。Chromebookは、クラウドにデータを保管するため、ネットワークに接続すれば、いつでもどこでもオリジナルのデータにアクセスする事が可能です。授業で使うにはフリーズが少ないことも大切。もしフリーズしても直前のデータがクラウドに残っているので、復帰に時間がかからないのもChromebookのメリットの一つです。さらにデータを共有化すると、生徒全員で同じデータにアクセスすることができ、多くの生徒間で情報の共有が簡単に行えます。

「Windowsでも同じような機能を試しましたが、数人が同時にパワーポイントで作業すると動かなくなったりして、生徒からは大ブーイングでした」と笹原先生。

さらに、生徒の情報は「Google Classroom」といったLMS(Learning Management System)で管理できます。課題管理・成績管理・シェア・小テスト・アンケートなどを簡単に作ることができ、授業はもちろん、HRや委員会、サークル活動にも利用しています。実際。全員のChromebookを常にネットに繋いだ状態で利用していますが、ネットワーク回りの速度などに使用上の問題はないそうです。Webアプリはとても軽いのでCPUに負担がかからないのも魅力の一つ。「Googleハングアウト」というソフトウェアを使って、カナダの大学生へ遠隔授業を行いましたが、フルスクリーンでクオリティーの高い会話が相互にできているということでした。

▲導入したChromebook44台(2教室合わせて88台)が、ズラリと並ぶPC教室。

▲生徒にはタッチパネルが使いやすいと好評。

サーバ不要で低コストでの運用、試行錯誤ながら期待通りの働きを

授業は、生徒各自の手元にあるChromebookと教師側にはWindows PCをデュアルモニタで使用し、その映像を2台のマルチインタラクティブプロジェクタに投影しています。2台のプロジェクタは、それぞれ別の画面を映すことも、2台で1つの画面を表示させることも可能。先生のモニタの状態がそのまま投影されるので、特別なアプリの操作を覚える必要はありません。電子ペンを使って直接書き込むことも可能で、生徒一人ひとりの画面を表示することもできるため、生徒のノートをクラスで共有するような授業も実現できます。

「何よりコストパフォーマンスが良いですね。サーバアプリケーション『GAFE(Google Apps For Education』や学習アプリケーションはほぼ無料です。また、自前のサーバが必要ないので、ランニングコストは600万円~700万円くらい下がったと聞きました」と笹原先生。当社への決め手は、提案が丁寧で、話をしっかり聞いてくれたこと、そして、何よりも当時、Chromebookが扱えるのは当社しかなかったから、ということでした。

「一緒に、試行錯誤しながらここまで来たという感じですね。こちらの要望を聞いていただいて、とても良い機材とシステムを構築していただきました。また、プロジェクタも、私が要求したスペックのものは、今回導入した機種しかなく。ご苦労をおかけしました。もちろん、まだChromebookやGoogleに対する要望はありますが、まずは期待通りの働きです」と笑顔を見せてくださいました。

▲生徒が映し出した資料に直接電子ペンで書き込めるマルチインタラクティブプロジェクタ。2台のプロジェクタが独立して扱えるのがポイント。

光明学園 相模原高等学校様

  • 所在地
    神奈川県相模原市南区当麻856
  • TEL
    042-778-3333(代表)
  • URL
    http://www.komyo.ed.jp
  • 設立
    1919(大正8)年4月
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担当営業マンよりひとこと

今回はおそらく国内初のChromebookを利用したPC教室の導入に携わることができ、非常に嬉しく思っております。今後も光明学園相模原高等学校様のIT活用に関してお役に立てるよう精一杯努力して参ります。

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  • 営業担当
    情報システム事業本部
    文教営業部 東京文教課
    本堂 昌孝

担当SEよりひとこと

弊社初のChromebook教室の導入にあたり、学校様との打ち合わせや導入作業の中で、様々な発見がありました。今後も学校様と密に情報交換させていただき、より先駆的な教室活用の確立にご協力させていただければと思います。

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  • 技術担当
    情報システム事業本部
    文教営業部 東京文教課
    藤森 洋士